2024/08/25 15:45

今日は824日、土曜日。 前回の第18回が620日なので、すでに2か月以上経過

している。  コーヒーの勉強を始めてもうすぐ6か月だ。

 

正直もう出荷が終わってそろそろアマゾン開店の時間なのだが、まだ出荷できていない。

6月からの3か月は忍耐とそしてストレスの時間だった。  すべてに時間がかかりすぎて

いる。   のちのちのために、時系列で振り返ってみる。

 

522日    中国へ帰国(?)

621日    日本法人登記   ㈱Royds珈琲店

            事務所の予約だけで20日もかかり、 1か月以上を要した。

 

710日     銀行口座開設  あおぞら銀行

            簡単に考えていたが、PAYPAY銀行にけられ、あおぞら銀行も何度も面倒な書類を提出させられて、やっとOKになった。 約20日。

712日     話開設

 

720日     商標申請   (624日開始)

            これも軽く見ていて、大失敗。 当初考えていた ROYDSがけられ、

            そのあと10種類ぐらい候補を出してもすべて拒絶。 一体日本にはまだ

登録録されていな単語どあるのだろうか?

            最後、キャッチ用に考えてていた言葉から “珈琲空間” という単語を抜き

出して提出。 拒絶にならす、とりあえず申請できた。

            認定されるかどうかは1年半ぐらいかかるという。 とりあえず、だ。

            これでようやくアマゾンのブランド登録にかかれる。

            最初は変なブランドにしてしまったと思ったが、毎日唱えていると不思議と

着がわいてくる。  また、コーヒーを淹れる場面が思い起こされてきて、

んん、我ながら結構よいブランドかなと思えてきている。 マツモトキヨシを

見よ!  有名になればどんな名前でも変な名前ではなくなるのだし。

 

720日    アマゾン出店許可

            このプロジェクトで一番早くてうまくいった。

            義兄が頑張ってくれて、1週間ぐらいは覚悟していたが1日で取れた。 

 義兄曰く、 “丸裸にされた気分だ。”  相当詳しく経歴やら借入の額まで

詮索されたようだ。  感謝!

 

725日    やっと銀行がオープン、費用を送金できるようになって、GS!JANの申請。    

            銀行口座がないと、法人としても活動が何もできない。 この日、ようやく

JANコードの許可が下りて、全商品にバーコード番号を            紐づけすることができるようになった。   何日かはこの仕事に没頭。

 

720日    (中国) すべての商品購入完了    (710日開始)

            後述するが、約100アイテム。 800個ぐらいの商品を買いそろえた。

 

725日    (中国) 食品検査   日本の検査機関の支社が香港にあることがわかり、

コンタクト。 すべてここで検査をやってもらえることが分かった。

朗報! すべて検査しなければならない覚悟でいたが、なんと食品に

触れる部分が金属の場合は検査は不要ということが分かった。

とりあえず1品、コーヒーキャニスターの検査を依頼した。

検査費用は予想よりもずっと高い。 1材料で約56万円。 運悪く依頼

したキャニスターの内部には4種里の材質が入っており約20万円もかか

る。 費用を償却するためにはキャニスターを何個売らねばならないのか?

今後はアイテムを絞って考えてやる必要あり。 今回は最初の勉強台だと

思って納得している。要求されるそれぞれのパーツをかなりの量メーカー

に協力してもらって提出した。

 

728日     アマゾンのブランド登録に取り掛かる。

             アマゾンではブランド商品とノーブランド商品に分けられ、 すべてにわたってブランド品は優遇される。  そのために費用も掛けて商標を申請したので、当然ブランド品として販売していくつもりだ。

 

            ところが申請要綱を見てまたびっくり。

            ブランド品として認定されるためには、製品とパッケージ両方に、消えないブランド名を表示すること(印刷、刻印など)が義務付けられている。

シールは認めない、とのこと。

            何と厳しい。  これも甘く考えていて、大量にブランド名のシールを準備

していたが、これではだめ。慌てて、グラインダー用のパッケージを発注した。

 これでまた時間がかかってしまうが、やむを得ない。  最初が肝心なので、 

ノーブランドで登録してしまうより、将来を考えると今の1か月は無駄では

ないと思う。   パッケージ制作に約20日かかるとのこと。

 

83日      ホームページの完成

            いろいろ調べて  THE BASE というところが(売れなければとりあえず)

無料で作成できるというので、そこにまずベースキャンプというか商品一覧

と商品説明を兼ねて学習していこうという目的で始めた。

            もう7月初旬から依頼してあったのだが、忙しいようで、全く進まない。

  しびれを切らして諦め、 結局は商品登録も全部自分でやった。

            “75の手習い“だが、昔を思い出してとても良い勉強になっている。

 

               

                新入社員の蔡さんが期待以上の活躍をしてくれている。 彼は以前の会社

でアメリカのアマゾンを担当していたとのことで、言語こそ違え、コツが

わかっているようでとても大きな戦力になってくれている。  メーカーと

の交渉、仕入れ、写真の整理と文字入れなどなど。

            私も相当勉強しながら頑張っているつもりだが、彼がいなかったらもっと

苦労していただろうと思い、感謝している。

 

            商品の説明は全部自分の言葉で書いた。

            最初は、テンプレートの中にAIの文章作成ソフトがあり、キーワードを入れ

るとあっという間に素晴らしい文章で説明文を書いてくれる。   これは

便利で素晴らしいと思い作ってみたが、確かに素晴らしいがなんか空々

しい。 美辞麗句を並べ過ぎなのだ。

どうりでアマゾンの競合商品のページを見ても、同じような言葉が並んで

いる。  ははあ、みんなこれをやっているのか、と合点がいった。

 

今回、珈琲空間のテーマは “より快適な珈琲空間をあなたに” なので、

商品集めの際に実際自分で使ってみて感じた不便さや欠点をそのまま表現

して、当社製品の優越性を訴えるようにした。

            

820日    ようやくグラインダーのパッケージが上がってきた。

            すべてのグラインダー共用の箱にしたので1000個制作した。

            グラインダーにはメーカーにお願いしてレーザーで刻印してもらった。

            また、外部の店に依頼して刻印している。

            これでようやく、ブランド登録の準備が整った。

 

821日   アマゾンにブランド申請

           何度やってもうまくいかない。 商標の申請番号が見つかりません、と拒絶。

           サポートに何度も依頼したが、部門が違うので再申請してください、の一点

張りだ。  巨大組織なので、回答もAIがやっているような感じで、電話の

対応もない。  特許庁からの公開の文書も添付しても同じだった。

5回目の質問。  やっと答えが返ってきた。 “最初に英語名を入力、その

あとに日本語名を入れてください”  なんだ、これは。 うちは英語名など

考えたこともないし、登録を申請した覚えもない。  “珈琲空間”だけだ。

昨晩、アドバイスを受けて  “COFFEE SPACE(珈琲空間)” と入力して

みたところ、初めて 審査中ですという答えが返ってきた。

納得はいかないが、これでうまくいくことを祈るしかない。

 

以上が、この2か月間の経緯とである。

一山超えたらまた山、 一難去ってまた一難  という感じだが、 まあ、75歳の年寄りが

ゼロから始めて6か月で商品の発売まで仕様としていること自体が異常で、 よくここまで

来たと自分をほめるべきかもしれない。

 

 

822日   スタートを切るために、レビューを書いてくれた人にプレゼントをあげるキャンペーンをやろうと思ったが、アマゾンでは禁止されているとのこと。 中国

業者がめちゃめちゃ偽のレビューを書かせたことから禁止になったらしい。 

          代わりに、会社のLINEに誘導してプレゼントなどをやる方法があると

YOUTUBE動画が教えてくれた。  早速、娘に教えてもらってアカウントを

開設。  家族、親戚、友人に依頼した。  今のところまだ23人。

この友人の輪を広げていきたい。