2024/07/08 10:55
2024年2月22日、中国に戻った。
さあ、これから1年、コーヒーと取り組んでみるつもりだ。
中国のコーヒーに関する情報をピックアップしてみる。
2020年の中国コーヒー市場規模は3千億元で、25年は1兆元に達する見込みだ。中国コーヒー業界投資の見通しに関する報告書によると、中国のコーヒー消費量がここ数年は15-20%の高い成長率を遂げ、世界平均の2%を大幅に上回るとともに、1人あたりの飲用回数についても中国市場にはなお大きな成長の可能性があるという。
「レギュラー満タン」の後は「92号1杯!」中石化がGSでコーヒー発売 2019年
深センのセレブ・外国人に愛されているオシャレなカフェ「gaga 鲜语」が、全く新しい形態のカフェ「gaga GARDEN」を
8/8にオープンしました!
こちらの店舗は、南山区「水湾」駅近くで、コワーキングスペースで有名なBEEPLUSの隣に位置します。
コーヒーが美味しいと評判のカフェ「Bean to Dance」。世界中の厳選された20種類のこだわりのコーヒー豆を取り揃え、店内に設置された焙煎機で自家ロースト。コーヒー好きな方は、一度は足を運びたいお店だ。オススメは、水出しドリップコーヒーの「Butterfly」。 住所:南山区濱海大道深圳湾体育中心東 南側南山区行政服務大廈
電話:(86)186-8892-6138
深圳の福田にある抜群にオシャレでおいしいコーヒーが飲めるカフェ「Hero
Espresso」。高い天井、モダンな空間にウッドテイストのインテリアが設置され落ち着いたリラックスできる空間。昼下がりには、ガラス張りのエントランスから差し込む太陽光が午後のひと時を心地よいものにしてくれる。お店の自慢は、世界各地から取り寄せた良質のコーヒー豆の数々。軽くローストしたコスタリカ産の「Hero Espresso(65元)」は、お酒のボトルに入れられユニークさを演出。甘いものが好きなら、自家製のグラノラとキャラメルソースをトッピングした「クランブル・チーズケーキ」を。深圳でおいしいコーヒーを飲みたいなら一度は足を運びたいお店だ。また、ゆっくりと読書をしたり一人の時間を過ごすのにもぴったり。住所:福田大中华国际金融中心裙楼L1-19
Knockbox Coffee Company 南山のおいしいコーヒーショップ紹介
広西壮(チワン)族自治区南寧市では最近、1杯5元(1元は約19.4円、約97円)ほどでコーヒーを提供するカフェが次々に現れ、
中には2元(約38.8円)以下というところさえある。
中国の珈琲チェーン「瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)」は24日に2021年度決算を発表した。それによると、純収入は前年比97.5%増の79億6500万元(1元は約19.3円)に上り、ほぼ倍増を達成した。一方で、店舗数が21年末時点で6024店に達して、スターバックスの中国国内店舗の5557店を上回ったという数字もある。先に粉飾決算により米国での上場廃止に追い込まれた瑞幸珈琲が店舗数でスタバを抜いたことが話題になり、検索ランキングを賑わしている。「成都商報」が伝えた。
同決算によると、21年の直営店の収入は同78.3%増の61億9300万元、フランチャイズ店の収入は同312.5%増の13億600万元だった。
瑞幸珈琲の郭謹一会長兼最高経営責任者(CEO)は、「第4四半期(2021年10-12月)と2021年度の瑞幸珈琲は全体として『力強い動きを見せた』。中でも第4四半期は新規開設店舗が350店を超え、これは瑞幸珈琲を中国最大の珈琲チェーンの一つとしての地位にとどめている」と述べた。
しかし瑞幸珈琲がまだ赤字であることには注意が必要だ。決算のデータを見ると、21年の米国会計基準(GAAP)に基づいて計算した経営損失は5億3900万元、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準(Non-GAAP)に基づいて計算した経営損失は2億3600万元となっている。
中国国内の多くの企業がひしめき合うコーヒー市場の競争の中で、瑞幸コーヒーと真正面からぶつかるミドルクラスコーヒーブランドが次々に登場している。瑞幸コーヒーが22年も21年と同じような目を見張る決算を達成するのは、決して容易なことではない。(編集KS)
中国郵政集団有限公司がコーヒー市場に進出している。傘下のカフェ「郵局珈琲(POST
COFFEE)」がこのほど福建省厦門(アモイ)市の国貿大厦にオープンし、2月14日に正式に営業をスタートした。コーヒーをはじめ、ティー飲料、スイーツ、郵便関連商品を取り扱い、コーヒーとティー飲料の販売価格は20-40元(1元は約18.2円)。路面店では持ち帰りと配達にも対応している。
ここ数年、中国郵政では業界の枠を超えたクロスオーバー型の業務が徐々に多様化している。調査会社の天眼査がまとめたデータによると、中国郵政は主業務の交通輸送業のほか、文化・スポーツ、ホテル・飲食など複数の産業を展開し、その割合が43.75%に達したという。
中国郵政は2022年に北京、上海、広州、深センなどの一線・二線都市でも、複数の特徴的な「郵局珈琲」を相次いでオープンする予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年2月17日
2018年以来、上海では本格カフェのオープンブームとなっており、ここ3年の増加幅は124%に達している。今年だけ見ても、新規オープンした本格カフェは前年比41.5%増の951軒で、カフェ全体に占める割合も2019年の25.2%から41.5%にまで上昇した。
報告によると、上海の本格カフェは主に市の中心部に集中している。商業圏を見ると、淮海路・陝西南路商業圏は、スペシャルティコーヒーが最も集まっているエリアで、その他にも南京西路商業圏や虹橋古北商業圏、徐家匯商業圏なども多いエリアとなっている。通りだけに限って見てみると、本格カフェが最も多いのは瑞金二路で、道沿いに83軒あり、平均すると20メートルおきに1軒ある計算になる
中国のコーヒー市場は長年の発展を経て、膨大な潜在的消費グループを抱えるようになっている。しかし、中国コーヒー市場の成長を、手放しで喜ぶことはできないと指摘する機関もある。中国の人口の基数は大きいものの、コーヒーを消費する習慣があるのは一、二線都市がメインで、人口の基数がもっと大きい「下沈市場(三線以下の都市、県・鎮、農村地区の市場)」は今後の開拓が待たれる。北京青年報が報じた。
インターネットデータ・情報プラットフォームの消費界が発表した「2021中国コーヒー業界発展白書」によると、2019年、中国のコーヒー市場の規模は前年同期比31.24%増の1130億元(1元は約17.9円)に達し、2020年には約1454億元にまで拡大。今年は、ドリップコーヒー市場の規模だけでも成長ペースが20%に達し、1000億元規模にまで拡大すると予想されている。また今年、中国の消費者の規模は3億3400万人から6%増の3億5400万人にまで増加すると予想されている。コーヒー市場が少しずつ地盤を固めるにつれて、消費者の増加ペースは約10%にまで加速すると予想されている。コーヒー業界の消費エリアの分布を見ると、一線都市が37%、二線都市が32%、三線都市が29%を占めている。
また受け入れられるコーヒーの価格について、中国のコーヒー消費者の36%は1杯26‐35元、27%は16‐25元と答えた。一方で、潜在消費者で最も多かったのは16-25元だった。
調査によると、中国のコーヒー愛好者は主に、20歳から40歳までの一線都市で働くホワイトカラーで、そのほとんどが学部卒業以上の学歴で、所得レベルも比較的高かった。一、二線都市のコーヒー愛好者のうち、女性が約6割を占めていた一方で、潜在消費者の男女の割合はほぼ同じだった。また、全体的に見ると、コーヒー愛好者は、Z世代(1995年代後半から2009年生まれの世代)が主力軍で、男性より女性のほうが多かった。潜在愛好者のうち、最も多いのはフリーランサーで24%。学生や主婦の割合も現有の消費グループを上回った。今後、コーヒーの消費者の職業による垣根はますます取り払われていくことになるとみられている。
人気のコーヒーの種類はオンラインとオフラインで異なっていた。オンラインではさまざまな種類のコーヒーが人気となっており、ドリップバッグコーヒーやインスタント、水出しコーヒーなどが人気だった。
オフラインでは、コーヒー専門店やコーヒーチェーン店、テイクアウトがメインのコーヒースタンドが主力だった。そのうち、コーヒーチェーン店を見ると、セブンイレブンやファミリーマート、便利蜂といったコンビニのコーヒがコストパフォーマンスを重視する人々に人気となっている一方で、スターバックスやコスタといったオシャレな空間を売りにするチェーンブランドは、コーヒーのほかにもリラックスできる場所を提供する店となっている。このほかにもluckinやMannerといったコーヒースタンドが近年、若者の間で人気を集めている。
また白書は、コーヒーが都市の人々がよく飲む硬直的需要となるにつれて、消費者よりも企業の利益を優先したり、一見さん相手のような商売をしたりするやり方では、長期的な発展は見込めなくなっており、おいしくて、リーズナブルで、どこにでもある国民的コーヒーにならなければ、大衆のニーズを満たすことができないと指摘している。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月19日
隅田川珈琲
中国のコーヒー市場についてネットで検索していると、 隅田川という不思議な名前の会社に気が付いた。
日本から進出している会社かと思い調べてみると、なんと中国人の(日本への留学生)が設立した会社で
大成功を収めている。 記事も長文なので転記する。 読んでみてください。
https://reviewed.usatoday.com/laundry/best-right-now/best-dryers
創始者とその奥様が日本に留学していた頃、夕暮れ時の隅田川のほとりにて、よく夕日を眺めて一杯のコーヒー
をシェアして景色とコーヒーを楽しんでいました。 隅田川と黄昏時のコーヒーの思い出からこのブランドが
隅田川「TASOGARE」と名付けられました。
隅田川TASOGARE COFFEEは2015年に設立されました。設立当初から多くの方々に手頃な値段で身体によいコーヒーを飲んでいただけるよう、隅田川創設メンバーは「ドリップバッグ」を中国へ導入し、中国の方でも
親しみをもてるよう「掛耳珈琲」と名付け、中国内へ広めました。
この隅田川珈琲というブランドを作った目的は、この日本で流行しているライフスタイルを中国へ紹介すること
でした。 しかし、私が帰国した当時の中国では「3in1のインスタントコーヒー」か「高級カフェで飲む
コーヒー」の2つが主流となっておりました。 インスタントコーヒーは身体に良いものではなく、高級カフェ
でのコーヒーは値段が高すぎると感じ、中国人には「健康的でかつ手に取りやすい値段のコーヒー」が必要だと
思いました。
私たちのコーヒーは世界でもトップクラスのコーヒーの保存技術と生産技術により、小売価格2~5元で想像
以上の品質を実現しております。 2020年末までに隅田川珈琲は累計3億杯のコーヒー販売数をほこり、天猫
でのドリップバッグ部門とポーションコーヒー部門の2部門で2年連続No.1を獲得しております。
隅田川珈琲は「製品で国に奉仕する」と同時に「産業で国に奉仕する」を積極的に実践しており、 全ての生産で
年間最大13億杯に達し、生産能力、生産技術、環境基準に関係なく、世界をリードするレベルに成長しました。